【丹毒】という病気にかかって復帰までの1週間
皆さんは【丹毒】という病名をご存じだろうか?
皮膚の浅い真皮内に炎症反応を引き起こす病気である。
この記事では、私が「外耳道炎」を甘く見てしまった結果【丹毒】にまでなってしまい、1週間も休むことになった出来事を記録しておきます。
なんでもなかった日常に突然!
普通に日常を送っていたある日の事でした、その日は朝から若干だるさを感じながらも平熱の状況だったので出勤しました。
10時を回ったあたりで、節々の痛みが出て「これは熱が出る予兆では!」と思い上司に申告しておき、タイミングを見て検温することにした。
実際に検温すると「37.8度」最近の社会情勢を考えて帰宅することにした。
時代背景から「コロナ感染」を疑う事になるのは仕方のないことではある、タイミングが悪くその日は土曜日、病院はほとんどが午前中診療の日。
しかし、のどの痛みも咳もなく風邪の症状も見られない状態、ひとまず家に帰ることにした。
予兆はありました
前々から耳がやたらと痒くなってきていまして、外耳から水のようなものが出てくるようになっていたのです。
実際には医者に掛かってきちんとした判断を行う事が良かったのでしょうが、人生で医者にかかることがほとんどなかった私は、ネットで調べて勝手に「外耳道炎」なのかと判断し、市販の薬を使用してごまかしておりました。
時に良くなったり、再発したりなかなか治らない感じでした。
ここで、しっかり病院へ行っていれば、今回のようなことはなかったのかもしれません。
1日目
土曜日に帰宅して、とりあえず市販の解熱剤を服用して急場をしのぎます、この時に気づいたのが耳の前側のリンパが腫れてきていたのです。
とにかくだるいため横になって休むことにしましたが、3時間で目が覚めます体温が38.6度まで上がっていたのです。
とにかく寝て直してやるという意気込みで水分補給して横になることにしました。
2日目
この日は日曜日、体温は39.1度に休日診療に行くにも体が動かないくらいになっておりました。
病院に行くにも、運転も出来ずにとりあえず市販の解熱剤で対応していましたが、夜になるにつれ、左半分の顔が腫れてきました、妻が仕事から帰ってきたら夜間診療を考えるようになり、いろいろと調べ「消防署」に連絡をし可能な病院の情報をいただきました。
が、病院に連絡をすると、発熱の症状を伴っているためにほとんどの病院がNGでした。
やはり、コロナ感染症の影響で発熱の症状がある場合、コロナじゃなくても受診することが難しいときがあることを知りました。
この時の状況は、目も明ける事が不可能なくらいに腫れていました。
重篤な場合には、救急車を呼ぶことも必要だなと感じた1日になりました。
3日目
前日の夜間診療が無理だった総合病院で、朝一に電話をして「発熱外来」の確認をして受診できる事を確認し、早急に出発しました。
まずは、外で診察券の発行手続きをし、問診票の記入を行い検査を行う事になりました。
待つこと30分経たないくらいに結果が「陰性」、すぐに耳鼻科に向かいます、順番を待って診察へ。
診断結果は【丹毒】というものでした、先生の判断で当日の点滴(抗生物質)を行う事になりました。
そのまま処置室に直行!
点滴を1時間受け、お会計へ!
初診料を含め5,000円程度、処方箋を受け取り薬局へ向かい受け取って帰宅。
発熱の影響もあって、この日は帰宅しても若干ふらふらしており、食事をして薬を服用し休むことに。
今後の対応として、3日間の通院点滴を行い3日目に再診を行って経過に合わせた対応をすることになりました。
4日目
この日は、病院のありがたい対応で、前日のうちに受付に引継ぎをしていただいており、受付して際に即座に処置室へ案内していただけるようになっていました。
前日に処方していただいた薬のおかげで、熱は下がり平熱になりましたが、顔は腫れているものの目は開ける事が可能な状態でした。
点滴を受けて帰宅するのですが、スーパーで買い物をすることが可能なくらいに良くなっていました。
3日も寝たきりになっておりましたので、買い物ストレス(笑)によりスーパーへ!
熱が下がることにより、活動の幅が広がるものの顔の張れが気になりました。
5日目
この日は、再診が予定されており今後の対応を先生と話し合う事になります。
朝一から受付をし受診待ち!
先生の診断は・・・・・「今回で通院は必要ないでしょう」とのこと。
経過も良好そうなので、最後に点滴を打ち処方箋を出してもらってその薬が無くなれば大丈夫というありがたいお言葉をいただきました。
診察が終わり、処置室で点滴を受け処方箋を受け取り、ついに通院が完了しました。
顔の腫れも徐々に良くなってきていましたが、この【丹毒】という病気は薄皮がはがれながら治っていくようで、皮膚がカサカサになっていました。
まだ皮膚の赤みもあって少し腫れも残っていました。
6日目
この日も発熱はなく、処方された薬を服用していますが、皮膚のただれもほとんど落ちてきていて、残すところは瞼だけでした。
ほとんど完治に近い状態になってきました。
医者の凄さをまざまざと感じながら、先生に感謝でした!「ありがとうございました」
7日目
この日はもともと仕事はお休みだったので、ゆっくり休むことにしました、翌日から仕事復帰です。
まとめ
耳の病気を甘く見た結果が1週間の休業を余儀なくしてしまう結果に、普段とは違う症状の時は必ず医者に診てもらう事が大切だなと思う今日この頃でした。
今回のケースでは、外耳道炎からの【丹毒】という炎症を起こして3日間寝込んでしまう事になり、高熱にうなされる事になりました。
コロナが5類になっているけれど、やはりまだまだ影響は少なからずあるという事です。
皆さんもご自愛ください!